nobunoza produced by Nobu Nozaki
閉じる
Finollo社ネクタイについての個人的な見解(その1)。
先日、新たな仕入先として登場いたしました「Finollo」社のネクタイへ
お客様から「興味を持った」とのご連絡をいただきお礼申し上げます。
そこで、皆様からのお問い合わせやご質問にお答えさせていただくこと
もかねまして、個人的な見解を書きたいと思います。
まず第一に書きたいことは、このネクタイのホームページ作りに大変苦
労したことです。といいますのも、現物と現物を撮った画像の色彩が大
きく異なりその修正に多くの時間を要したからです。
とにかく難しい、もっというならば、「修正しきれず、お手上げ」という柄も
ありました。素人ながらいつもバッグや革小物、ネクタイなどの撮影や
修正をなんとかこなしていましたので、ある程度の要領は分かっている
つもりでしたが、今回は今までのように撮影や修正をしても色が表現で
きませんでした。
では、色のどこが(なにが)表現できなかったのかといいますと、抑えた
色合い、マットな感じの色合いが表現できませんでした。
通常写真撮影は、写真用電球をハトロン紙で減光させた光源を使い行
います。今回も同じようにして2モード(マニュアルオートとマニュアル白
熱灯モード)のどちらかを採用する方法で撮ったのですが、修正を施し
ても結果的に少々鮮やかで派手な感じものしかできませんでした。
「なぜこのようなものしかできなかったのか」というのがFinolloのネクタ
イに対する私の見解の1つになるのですが。
まっ、かっこよければああだこうだは必要はないのですが。
次回(その2)は、お会いしたFinolloの社長のお話を書こうかと思いま
す。「このネクタイは、彼そのものに思えるから」

このネクタイのページへ移動する。(FI001)
1つには、色合いとその組み合わせが独特だということです。左の5柄
を例に取りますと、表現として適切かどうか分かりませんが、現物はも
っとレトロな色調、イメージとして40年50年前の渋い色合いとでもいう
ようなもので、修正ではその微妙な色までたどり着けないのです。
2つ目には、シルクの特性だと思いますが、光を当てると輝くのでどうし
ても鮮やかで派手な色合いになってしまう。修正で鮮やかさを取り去ろ
うとするとくすんでしまい元の色が変わってしまうというジレンマに陥っ
たのです。
結局、なるべく近づけた写真を使いでホームページを作ったのですが、
現物を見てくださったお客様に、「色合いが違うね」「ホームページの写
真よりシックで地味な印象だね」というような感想をいただきました。
私は、このFinolloのネクタイに港町GENOVAらしい匂いを感じます。
MILANOのような洗練さはなく、ROMAのような壮大な歴史の深みも
ない。しかし、垢抜けはしないが頑固に守り続ける伝統がある。そんな
ネクタイに思えるのです。
ROMAからMILANOからFinolloのネクタイを買いに行く男達がいる。
分かるような気がします。他に無いのだから。
チョット外したお洒落、チョットどん臭いようなお洒落、そんな面白がった
お洒落もできるネクタイだと思うのです。
*クリックで拡大画像が見られます。